(平成21年9月撮影)

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辰野邦次写真館

Tatsuno Kunitsugu

初秋

樺太鱒

カラフトマス

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サケ属の中では小型の種類で全長40-60cm。側線鱗数は
サケ・マス類中最も多く、背面や尾びれ、脂びれに黒い斑点
があるのが特徴である。繁殖期には、雄のみ背中が突起状
に変形(セッパリ)する。そのため「セッパリマス」の名がある。
稚魚にはパーマークが無く、4〜5月に降海し降海後ほとんど
が2年で成熟し回帰する。従って、偶数年と奇数年で繁殖集団
が分かれており、隔年の変動を示すことが知られている。
繁殖集団の遺伝的な調査結果によれば、同じ年の隣の河よりも、
日本とアラスカの方が遺伝子的には近縁であった。